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遠雷の落花誘ふや通り雨

遠雷の落花誘ふや通り雨
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一日花の夏椿の季節も終わろうとしています。
一面の落花の儚さを惜しいと思い、
樋から落ちる雨水を受ける花器の水に浮かべてみました。
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これでまた半日、
花の命が長らえました。

ホタルブクロは元々頂き物でしたが、
ここが気に入ったようで、
あっちにもこっちにも種が飛んで花を咲かせています。
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同じ一株から分かれたホタルブクロなのに、
下の株の花には包皮のようなものが付いています。
この白いのは「ガク」でしょうか。

庭に放置していた鉢にはスミレがびっしりはびこってと思っていたら、
何やら小さな木が育ち始めていました。
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これは「柿」
一昨年でしたか日本一と言われる美味しい柿・「花御所柿」を頂いたので、
その種を埋めて置いたのが芽を出して育ち始めていたのですね。
もう一本ありますので、
うまくすれば「栃木花御所柿」が生るかもしれません(^^♪
というわけで浮かれ都々逸で一句

御所柿植えたぞ 五年もすれば 栃木訛りの 柿が生る

クサトラノオが満開です。
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モンシロチョウが飛んで来て採蜜中です。

オリ・パラの協賛をする積りは毛頭ありません。
雨蛙がオン・ユア・マークです。
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それほど遠くではないのですが、
頻繁に立ち寄ることのない道の駅の一つが高根沢町の「げんきあっぷ村」です。
少し前まで改修工事をしていてお休みしていたのです。
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近ごろはどこにでも「ジェラート・gelato」のお店がありまして・・・。
どういうわけか昔のように「ソフトクリーム」なんて言わないんですね。
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 「おい、どうだ」
 「行こうか」
 これで通じます(^^♪
 あちらこちらでジェラートを食べるようになったのは、
 いつ頃からだったでしょうか。
 歳をとると声帯の辺りがカラカラになることが多いですからね(^^;

ショーケースの中からアーモンドというのとピスタチオというのを選びました。
ナッツ系のジェラートってあまり多くないでしょ。

お姉さんが左手に持っている紙カップにそれぞれを盛って貰って、
「お会計」
二つで1050円はちょっと強気のお値段でしたかね。
だって、
カップの下の方に空洞がありましたもの(^^;


以下は、
志を寄せ合うことが出来る方に読まれることを期待しています。
制度疲労著しいCapitalismのもとでも、常に新しい目標、つまり儲け口が無ければならないのですよね。
だからオリ・パラを国民の命の代償の下ででも強硬しなければならない。そうと決めたら、大番頭の菅さんとしてはガムシャラにそれを押し通さなければならないというわけ。

オリ・パラ開催に突っこんだら後戻りは出来ない。何しろ制度疲労が著しくて、「人」がいない。

ウガンダの選手・コーチ九人の訪れでコロナを発症している人が二名。日本側のスタッフも含めて、バス旅行で密接な「お付き合い」をしていて、さてこれから陽性となる人が増えないとも限らないとか。
インドネシアの、ワクチンを二回とも接種していた医師が14人も死亡したとかのニュースも、インド株に今のワクチンは効き目が無いとかのニュースも、どんどん入って来ます。

Capitalismはもはや完全に行き詰りです。
ほんの一握りの者たちが世界の富の大半をわがものとするゲームは終わったのですよ。あとのわずかばかりの富を奪い合い、ついには、より弱いものから奪うようになった世界は呪われるべきです!さまざまなオレオレ詐欺、強奪、かっぱらい、おのおのがた気を付けよう!

私たちは、次の社会を開くための準備にかかろうではありませんか。
「もうすぐお迎えが来るから」どうぞ、どうぞお静かに?そんなこと言っている余裕すらなくなりますよ、きっと。
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そう思います!






Commented by cuckoo2006 at 2021-06-27 13:56
  遠雷の落花誘ふや通り雨

夏椿は落ちても風情がありますね。

  御所柿植えたぞ 五年もすれば 栃木訛りの 柿が生る

都々逸もつくっていただいて嬉しいなあ!
調べましたら御所柿は奈良が原産でした。
栃木訛りの柿が生る、って都々逸テイストでいいですねえ。

花器や可愛い置物を拝見すると、奥様作かしら?と思ってしまいます(^^;



Commented by exarakant at 2021-06-28 03:47
夏椿を三週間も連載してしまいました。
いい花ですね。

この「花御所柿」は鳥取産で、上品な甘みの美味しい柿です。

柿と来ればここは「八年すれば」でしょうが、少しでも早く実が付けばという気分です(^^;
お師匠さまのお導きで都々逸のリズムも大分身に着いたようで、いちいち字数を数えなくなりました。

夏椿を浮かべているのは家内が制作した「七寸彩色角花器」です。
こういうのが庭に放置してあって、あたかも土に埋もれるのを待っているような塩梅なのです。
「土に埋もれるままにして千年後二千年後に発見されるのを待っているみたいだなぁ」
といつも申しております(^^;

道の駅に置いてあった最後の木彫は、どなたの作品かわかりません。
コロナの終息を願うアマビエ像だろうと思います。
私どもの前を歩いていたご夫婦がそっと手を合わせていらっしゃいました。
制作された方の祈りを感ずれば一緒に手を合わせるのもきっと日本的霊性というものでしょうね。
小さな折鶴も添えられていました。
Commented by ままねこ at 2021-06-28 08:58 x
遠雷の落花誘ふや通り雨
何気なくサラッと一句 秀作ですね
それにしても、まぁ 俳句から都都逸まで多才ですこと

柿の種から芽が出ていたのですか!!
これは芽が出てから2年は過ぎていますから 後6年で「はよう たべんさいな 甘くなっとるで。」
となるかどうか(笑)
植物の生命はこの様に延々と続くのでしょうね

アマビエは鬼太郎の妖怪の中に出てくるらしい
鳥取も守ってくれています。
Commented by exarakant at 2021-06-28 12:56
ままねこさん

そんなぁ、サラッと一句なんてわけには参りません。
これでもずいぶん捻くりまわした結果なのです(^^;
いえいえ、都々逸なんて興味が勝って、何とか師匠のCuckoo2006さんに教えていただいています。
正に駆け出しですよ。

食べた後の見事な種を見て、植木鉢に何個か埋め込んでおいたのが芽を出してくれたのです。
その内栃木花御所柿が届くかもしれませんぞ(^^♪

へぇっ、アマビエの原作は鬼太郎の中にあったのですか。
Commented by jyon-non at 2021-07-08 17:37
この美しいアラカンさんのブログに伺えないのは、また一つこの世から灯りが消えたも同然です。

お写真だけでも拝見したいです。‥‥😢
Commented by exarakant at 2021-07-09 15:58
Jyon-nonさん

写真だけですか。
ナントカ投稿できるように努力いたします(^^♪
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by exarakant | 2021-06-27 09:05 | 椚亭日乗 | Comments(6)

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